学歴重視の台湾社会、学卒や修士卒は当たり前?!

台湾は日本以上に学歴社会だといわれています。大学卒だけではなく、修士卒や博士卒の方もとても多いです。どれくらいの方がそうであるのかというと、例えば日本だと、150万人ですが、全人口の1.25パーセントが修士卒や博士卒であるのに対して、台湾はおよそ100万人で、全人口の4.2%だと言われます。人数で見ると一見日本人の方が多いと思われるでしょうが、人口比では台湾の方が3倍も多いです。

台湾はもともと大学まで行くなら修士や博士まで進むのが当然とされる社会です。子供も小さいころから塾通いをして遊ぶ時間も削って勉学に励んでいた中で、大学院が多く建設された90年代の終わりころから院のブームがきました。修士や博士まででてスキルを磨く方も増えているので、大学からそのまま上がる方もいれば、留学される方、働きながら通う方など学び方は様々です。

しかし、なぜ台湾の人が高学歴を望むのでしょうか!?

それは、就職に理由がありました。多くの有名企業は、学卒や修士卒の人よりも博士卒の人を優先して採用する傾向が強く、中には「修士卒は当然」とする企業もあるくらいです。

これでは、せっかく学校に行って学ぶなら修士や博士までいく方がメリットが大きいと思います。企業が高学歴を望むからこそ社会が高学歴を目指すようになるのですね。しかし、昔の日本が学をとても重視していたけれども今は人の魅力や個性も見直しされてきつつあります。それだけでは成長が止まる時代がいつかくるのではないかと危惧してしまうところであります。